【解決】ベンガル猫が餌を食べない時の『原因9つ』と『対処法８つ』

こんな疑問を解消します。

猫ちゃんと暮らしていると、急に餌を食べなくなる時あると思います。

体調が悪いのか？病院に連れていった方が良いのか？餌がおかしいのか？

色々と考え、原因も分からず不安になりますよね。

私自身も何度も経験してきたので、その気持ちがメッチャ分かります。

ベンガールズと暮らして7年以上経った今は、餌を食べない時の原因や対処法も大体分かってきたので実体験をもとに経験をシェアしたいと思います。

結論からいうと餌を変えるべし！です。

我が家で一番効果を実感したのが餌を変える事でした。

とはいえ色んな原因が考えられ、それぞれに対策があるので、しっかりと深掘りしていきたいと思います。

また、ベンガル猫に限らず、全ての猫ちゃんにも当てはまる内容となっています。

ぜひ、最後まで記事をお読みいただき、少しでも参考になったら幸いです。

ベンガル猫が餌を食べない時の原因9つ！

まずはベンガル猫・世界の猫が餌を食べない時の原因を9つに厳選しました。

基本的に各項目、『人間と同じなんだな〜』って感じで見ていただければと思います。

食事場所が嫌い

食事場所が嫌いで餌を食べない事もあります。

トイレの横や、騒音のある場所、落ち着いて食べれない場所なんかが当てはまるかと。

何かのきっかけで食事場所に猫ちゃんのストレスとなる要因があるのかもしれないです。

体調不良・病気

体調不良や病気によって餌を食べない事もあります。

元気も食欲も無く、ぐったりとしている感じ。

軽い体調不良から重い病気まで当てはまるので一番判断が難しいですね。

また発情期などの生理現象により食欲に影響する事もあります。

おやつの与えすぎ

おやつの与えすぎで、餌を食べない事もあります。

おやつの美味しさに慣れてしまい、普段の餌の味に満足しなかったり、おやつの食べ過ぎで満足してしまう事も。

また、人間の食べ物を与えてしまうのも同様ですね。

おやつへの異常な食い付きから分かるように、何かしらの悪影響はありそうですよね。

猫用の餌入れが嫌

猫用の餌入れが嫌で、餌を食べない事も考えられます。

特に餌入れの匂いが原因です。

猫の嗅覚は人間の何万倍も優れているので、餌入れから嫌いな匂いがすると食べません。

食器用洗剤や、ステンレス製の鉄の匂い、餌入れ放置による悪臭などがありますね。

毎食同じ餌に飽きた

毎食同じ餌だと飽きてくる事も考えられます。

猫の味覚は人間の10分の1以下と、人間で言うところの味覚音痴以上なので、味に飽きる事は無いという情報もあります。

なので味に飽きるというより、匂いで察知して飽きるのかな〜と思います。（個人的な考えです。）

イヴは空腹で餌を欲している時でも、匂いを嗅いで気に入らないと食べないので。

ちなみに、上の写真が餌を食べなかった時のイヴの様子。

餌を変えすぎている

色々な種類の餌を与えすぎ、変えすぎても餌を食べない原因になるそう。

なぜなら猫は好きな味を覚えているので、それじゃなきゃ食べないという、選り好みが発生するそうです。

おやつにも言える事ですね。

ちなみに、人間の食事を与えるたりする飼い主さんもいますが、猫にとって有毒な食品であったり、健康面にも良くないので注意が必要です。

おねだりされると可愛くて色々与えたくなっちゃう気持ちも分かりますが、結果的に健康面でマイナスに働くかと。

食事中に嫌な出来事

食事中に嫌な出来事を経験すると餌を食べない原因となり得ます。

嫌な出来事とは、大きな音だったり衝撃だったりですね。

地震なんか起こると食べるの辞めちゃいますが、自然災害はしかたなし。

この場所で餌を食べると嫌な事が起きるんだ！と学習してしまい、食べなくなります。

とはいえ、一過性の場合がほとんどかと。

季節により食欲低下

季節による食欲低下で餌を食べない事もあります。

特に夏の暑い日なんかは食欲が減る傾向にあります。

うちのベンガールズも、夏は餌を食べる量が減ります。

餌の劣化・品質が悪い

餌が劣化したり、品質が悪くても餌を食べない原因となります。

賞味期限が近い餌や、【大容量で購入した餌】が食べ切る前に酸化してしまい風味の劣化や、湿気りなどですね。

猫は匂いに敏感なので、新鮮かどうかはすぐバレそうですよね。

ベンガル猫が餌を食べない時の対処法8つ！

続いて、ベンガル猫・世界の猫が餌を食べない時の対処法を8つに厳選したので解説したいと思います。

どれかしらに当てはまると思います。

餌を下げる

猫ちゃんが餌を食べない時は、餌を下げちゃいましょう。

1食どころか、1日食べなくても全く問題ありません。

猫ちゃんも訳あって食べないので、餌を放置せずに餌入れごと下げる事が基本的な対処法となります。

大体は1日立てば食べるかと。

とはいえ、猫の性格によっては後から時間差で食べ出す時もあります。

上の写真はヴェルが食べ終わってから、イヴが食べ出している様子です。

数分は食べる猶予を与えた方がいい場合もありますね。

餌にトッピング

餌にトッピングをして味を変えるのも効果的です。

猫ちゃんが現状の餌に飽きている場合は、食べても少量だけで残したり、そもそも食べないです。

【我慢して少しだけ食べる】の日々だと猫ちゃんのストレスにもなるので、餌の味をトッピングなどで変えてみましょう。

トッピングでオススメなのは、フリーズドライの鶏ササミふりかけです。

『ふりかけだけでこんな変わるの！？』ってぐらい食いつきが変わりますので下の記事を参考にしてみてください。

別の餌に変える＆混ぜる

餌を変えてしまうのも1つの選択肢です。

同じキャットフードメーカーで味違いなどもあるので、それだけでも十分効果は期待できます。

また、食べなくなった餌と、別の餌とを混ぜるのもありです。

美味しい匂いが勝てば、残さず食べてくれますので、比率を調整しながらシャカシャカ混ぜて試してみてくださいね。

生肉を与える

生肉を与えるのも個人的には効果絶大です。

生肉は消化に良い為、体調も良くなるおかげか、次の日から食欲も増して普段の餌もガッツいて食べるようになります。

生肉フードについて詳しく知りたい方は下記の記事を参考にどうぞ。

餌入れを変える

餌入れを変える事で餌を残さなくなる事もあります。

清潔を保ち難いプラスチック製の餌入れだったり、鉄の匂いがするアルミ製の餌入れだったりは、猫が嫌がる可能性があるかと。

また、食器用洗剤を使わずに水洗いにするのも基本です。

食器用洗剤には猫が嫌がる柑橘系の香りも多いですからね。

猫用餌入れの選び方は下の記事を参考にしてみてください。

おやつを与えない

おやつを与えすぎている人は、与えないのも対処法の1つです。

一般的な猫用おやつは、体に悪影響を及ぼす添加物も含まれていて、生きていく為に必要無いどころか健康を害す恐れもあります。

おやつを全く与えない習慣にするか、ごく稀に与えるぐらいにした方が健康にも良いかと。

我が家のベンガールズはごく稀に、頂き物のチュールを与えた事があるぐらいです。

食事環境を整える

食事環境を整えるのも重要です。

警戒心の強い猫ちゃんが安心して落ち着いて、餌を食べれるような場所をお食事処にしましょう。

猫になりきって考えれば自ずと良い場所は考えつくかと。

人間が歩く導線とは離れてて、水飲み場の横がいいかなと思います。

ヴェルは食後に水を飲むのが日課です。

餌の風味を復活させる

餌の風味を復活させることで食べてくれる事もあります。

我が家では餌をシャカシャカするのに効果がありました。

猫は嗅覚が発達しているのを前述しましたが、匂いで餌を食べるかの判断材料にもしていますよね。

なので、餌の表面を傷つけることで、中から新鮮なフレーバーがでてきます。（たぶん）

ワインとか、高い位置から注ぐ風習のある紅茶とか、シャカシャカポテトとか、みたいな。

同時に、「おいしくな〜れ、おいしくな〜れ」と愛情を注げば完璧です。

ドライフードをレンジで少し温めるという方法でも匂いが強まるみたいです。

動物病院は最終手段

そして、餌を食べなくなったからといって動物病院に連れて行くのは最終手段です。

動物病院は猫にとって超ストレスですからね。

過度なストレスにより、無駄に免疫力が落ちて、症状の悪化や別の病を誘発する恐れがあります。

なぜなら、猫は体調が悪い時は、あえて餌を食べずに免疫力を上げようとしているからです。

生き物に備わっている自然治癒力を最大限発揮する為にも、余計な事はせず見守る事が一番の対処法なのかもしれないですね。

とはいえ！重篤な病気で食欲がなくなる場合ももちろんあります。

猫ちゃんの様子をみて、異常だったり不安な場合はすぐに動物病院に連絡しましょう。

さいごに

最後まで記事をお読みいただき、ありがとうございます。

猫が餌を食べなくなる原因や対処法がある程度、分かった事と思います。

猫ちゃんが元気な状態で、餌を変えた経験がないようなら、違う餌を試すのが一番おすすめであり、私自身一番効果を感じた対処法です。

また、多頭飼いの方なら分かると思いますが、実際は猫の性格によるところも多いですよね。

我が家の場合、

ヴェルは気にせず何でも食べる。何が起きても動じる事なく食べる。

対して、

イヴは敏感で気分屋なので、何か嫌な事があると食べない。繊細すぎて物音がすると動揺して止まる。

食事ひとつとっても猫の反応は千差万別！

いや〜、、、難しい。

いや、おもしろい！猫サイコーーーーーー！

では、素敵な猫ライフを！

ばーい。