猫の目から涙が出てるんだけど、どうしよう。
こんな疑問を解消します。
こんにちは絶好調のマッチです。
こんにちはヴェルです!今回は猫が涙する原因や対処法についてだね!
さっきまで元気な顔だったのに、ふと愛猫ちゃんをみると涙を流している!
そんな時、焦りますよね。
私自身、ベンガル猫2匹と暮らして5年以上経ちますが、涙を流された事が3回ほどあります。
両目から涙を流したり、片目から涙を流したり。
愛猫の涙は可愛いけど〜、実際は可哀想でこっちも泣けてきます。(泣)
なぜ涙を流すのか!?
結論から言うと、大きく分けて【ケガ・異物の混入・病気】の3つです。
という事で、猫が涙する原因や対処法を私の実体験やネットの情報をまとめたので、お困りの方はぜひ参考にしてみてください。
困ってない方も、前もって知っておいた方が良い知識となっております。
ぜひ、最後まで記事をご覧いただき、少しでも参考になったら幸いです。
猫の目から涙が…(泣)『悲しいの?』考えられる原因!
まず初めに、猫ちゃんが悲しくて泣く事はありません。
少し考えればわかりますよね。
悲しんで泣いてたらアニメじゃあるまいし不自然です。
では、『なぜ猫の目から涙が流れてくるのか?』から解説し、涙が流れる時の原因について深掘りしていきたいと思います。
悲しい時もあるで。
猫の目から涙が流れるのはなぜ?
涙は常に分泌されていて、眼球を守るためのバリア的な役割をしています。
通常は鼻涙管(びるいかん)を通り、鼻に流れ循環するのですが、下記の理由で涙が溢れ出します。
・涙の出る量の増加により鼻涙管の処理量を超える
・鼻涙管の処理量が減り、正常量の涙が溢れ出る
猫ちゃんが常に涙を流してしまう病気を【流涙症(りゅうるいしょう)】と呼びます。
異物混入
ほこりや砂などの細かい異物が入っても、防御反応として涙がでます。
こちらは一過性の場合がほとんどかと。
結膜炎(けつまくえん)
結膜炎は、まぶたの裏側にある結膜の炎症です。
こちらも傷ついたり、感染症からも引き起こされます。
角膜炎・角膜潰瘍(かくまくえん・かいよう)
角膜炎は、目の表面を覆っている角膜の炎症です。
目が傷つくことにより起きますが、感染症からも引き起こされます。
角膜潰瘍も同様に、角膜に傷がついた痛みから涙が流れます。
猫ちゃん同士の喧嘩や、何かの拍子に目を傷つけてしまっても起こります。
睫毛異常(しょうもういじょう)
睫毛異常は、まつ毛が目の中に向かって生えてしまう異常から起きます。
まつ毛が角膜を刺激する事で涙が流れます。
鼻涙管閉塞(びるいかんへいそく)
鼻涙管閉塞とは、涙の通り道である鼻涙管が閉じてしまい、行き場のない涙が溢れ出てしまう状態です。
先天的なものもあり、鼻涙管が閉じてなくても、狭くなる事もあります。
眼瞼内半・眼瞼外反(がんけんないはん・がいはん)
眼瞼内半症とは、下まぶたが目に入り込んでくる状態です。
下まぶたが角膜を刺激する事で涙が流れます。
眼瞼外板症はとは、瞼が外側にひっくり返り、まぶたがしっかり閉じないなどの原因で、外からの刺激を受けやすく、傷つきやすい状態です。
アレルギー症状
食べ物アレルギーや、ハウスダストが原因でアレルギー症状として涙を流すこともあります。
角膜炎や結膜炎につながってきます。
原因は沢山あるんだねー!
猫の目から涙が流れる時の対処法!
それでは、猫の目から涙が流れている時の対処法の解説です。
目に刺激を与えないように、目の周りを清潔なコットンやガーゼ、ティッシュなどで優しく拭き取ってあげる事が基本です。
優しく頼むで。
一過性の場合は様子見
そして、一過性の場合は様子見で大丈夫です。
愛猫を観察し、元気にしていて目以外に異常がなく、涙だけなら数時間でおさまるでしょう。
異物などに心当たりがある場合は、異物が涙で流れ出てしまえば、数時間で回復します。
動物病院へ相談
膿が出ているようだったり、あきらかな目の異常、体調不良の場合は動物病院に相談した方がいいかと。
重度な目の異常の場合は、最悪目が見えなくなる恐れもあるので、すぐに動物病院へ相談しましょう。
最終的には飼い主の判断やね。
我が家の実例(写真あり)
我が家の実例をシェアしたいと思います。
こんな事もあるんだな〜と、為になるかと。
ヴェルの目から涙
ヴェルが泣き出した😭 pic.twitter.com/0eXLSCijvm
— まっち『bengal-labo』ベンガルラボ♡ (@bengal_labo) February 3, 2022
2022/2/3の出来事で、数分前まで元気に遊んでいた我が家のヴェルが、ケージの中で片目から涙を流しているのを発見。
猫が涙を流すのはなんらかの異常とはいえ、可愛さからTwitterでの反響も大きく、3000近いイイねや複数のコメントを頂きました。
ヴェル自体は数分前まで、新しい猫じゃらしでアホみたいに遊んでいたので、自分の爪が目に当たったか、オモチャが目に当たってしまったのかなと思い様子見していました。
ちょっと涙の量が多い気はしましたが、その後も元気に遊んでいたので『次の日には治っているかな?』と思いその日は寝ました。
がしかし次の日見ると、治ってない!
その次の日も。
という事で、3日目にブリーダーさんに連絡し状況を説明しました。
ブリーダーさんに相談(猫クラミジアかも)
ブリーダーさんに相談したところ、多分猫クラミジアと言われました。
猫クラミジアは細菌の一種で、もともと猫自身が体内に持っている事もあり、普段は免疫で抑え込んでいるが、なんらかの影響で免疫力が下がった時に、発病するそうです。
そして、大体が片目だけ異常が出始めるみたいです。
人間の風邪に似た症状で、猫風邪とも呼ばれています。
- 鼻水
- 目やに
- 涙がでる
- くしゃみ
- 結膜の腫れ
- 目が赤くなる
今回、ヴェルは(涙・目やに・結膜の腫れ)が該当。
くしゃみもありましたが、3日目に1度だけでした。
ブリーダーさん的には、猫風邪は免疫力を高めれば猫自身で治せる事ができるので、生肉フードを与えて1週間ぐらい様子見してください。とのアドバイスでした。
もちろん私もブリーダーさんのアドバイスに賛成派です。
猫が嫌いな動物病院に連れて行ってもストレスになるし、逆にストレスで悪化したら嫌だなという考えもあります。
人間同様に、自分で治せる病は治した方が強くなりますからね。
動物病院に相談(結膜炎)
とはいえ!
ベンガル猫の情報を届けている身としては、きちんとした病名を知りたいわけです。
という事で、ブリーダーさんには言ってませんが…後日動物病院に連れて行きました。(スイマセン…)
ちなみにヴェルは動物病院をそこまで嫌がってないという事もありますし。(イヴはめっちゃ嫌がって泣き叫びますが)
ぶっちゃけ片目が辛そうなヴェルが可哀想で、私も見てられないという想いも強かったです。
そして、涙の発症から4日後に動物病院に連れて行きました。(信頼できる動物病院)
動物病院へ行って事情を説明したところ、この症状だけで猫クラミジアという判断は出来ないとの事。
くしゃみもしている訳ではないし…元気だし…。
結局、『結膜炎』という事で目薬をその場で挿してもらい、抗生剤入り目薬を処方され終わりました。
動物病院で目薬をさしてもらい、帰宅した時点でだいぶ良くなったのが写真で伝わるかと。
そして、目薬を付けた次の日にはほぼ完治!
目がすぐに良くなったので、動物病院に確認して目薬は1日3回を2日間やって終わりました。
結果的に、今回の件は動物病院に連れてって良かったな〜と思います。
ヴェルも早く治って、飼い主のメンタルの負担も無くなりますからね。
とはいえブリーダーさんの言う通り、徐々に良化して1週間もすれば治りそうな感じでもありました。
ブリーダーさんも、動物病院の先生もどちらも信頼できるので助かります。
ベンガールズ同時に涙(玉ねぎの影響)
続いてアパートに住んでいた時ですが、ベンガールズが同時に涙をした日があります。
目をシパシパさせて、開けづらそうな感じで、目をゴシゴシする2匹。
なぜ?とビックリしたんですが、すぐに気づきました。
私が夕飯のカレーを作る為に、めっちゃ玉ねぎを切っていた事に。
恐らく、というか確実に玉ねぎです。
鶏肉の匂いに誘われて、料理中は2匹とも玉ねぎから飛んだ飛沫がかかるエリアにいたので。
これは1〜2時間ぐらいで良化しました。
イヴの片目から涙(長ネギの影響)
続いて、イヴが片目から涙した時があるのですが、恐らくこれは長ネギの影響です。
なぜなら玉ねぎの時と症状がそっくりだったからです。
一時期、そばにハマっていた私は、長ネギをめっちゃ切っていてその時ベンガールズは近くにいなかったのですが。
料理が終わり、リビングでイヴだけ私の膝の上に乗ってきて、しばらく撫でたり寝転んだりしていたんですよね。
その時に私の洋服に付着した長ネギエキスが目に入ってしまったと思われます。
これも、1〜2時間ぐらいで良化しました。
さいごに
最後まで記事をお読みいただきありがとうございます。
猫ちゃんが涙を流した時の原因や対処法が分かった事と思います。
じっさい、涙まで至らなくても、目を気にしてゴシゴシしたり、開けづらくしている事はチョイチョイあります。
埃や小さなゴミなどの異物混入と思われますが。
という事で、若干涙目ぐらいなら過保護になりすぎづ、様子見で大丈夫な場合が多いのかなと。
あんまり気にすると、飼い主のメンタルがやられれますからね。笑
少しでも参考になったなら幸いです。
では、素敵な猫ライフを〜!
ばーい。
目から流血した事もあるよ!皆んなも気をつけてね!
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