うちの猫に生肉を与えてみたいんだけど、どう作るのかな?
てか生肉って与えて良いの?
こんな疑問を解消します。
こんにちは、絶好調のマッチです。
こんにちはヴェルです!今回は私たちが大好物の生肉フードの作り方についてだね!
最近、『猫ちゃんに生肉を与えると良い』という情報をネットで目にするようになりました。
実際、猫ちゃんの体にとってどうなのか気になるし、どのように与えたら良いのかも最初は分からないと思います。
猫に生肉を与える事に賛否両論あるのも迷う要素かと。
私の経験をもとに結論から言うと、
- ベンガル猫は生肉フードを欲している!
- 作り方は、生の鶏ササミを買ってきて、細かく切って与えるだけで超簡単!
- 猫ちゃんの健康に良いかは信仰による!
って感じです。
我が家でも、子猫の時から生肉フードを与えています。
とはいえ!
生肉を与える上での注意点もあるので、これから生肉フードにチャレンジしたい方はぜひ最後まで記事を読んで頂けたらと思います。
またこの記事では生肉を推奨しているわけでもなく、我が家の実体験という事実をシェアしています。
猫も人間も健康に生きる上で食べ物ってかなり重要ですからね。
やれ牛乳は体に良いだの悪いだの、コーヒーはカフェインで…パンはグルテンが…とか。
医療関係の教科書でさえ間違っている事が書いてあり、定期更新されていく時代なので、正しい情報の精査はどの分野でも必須です。
また私自身、医療系の専門学校で衛生学なども学んでいますが、生肉の危険性などもある程度は理解しています。
なのでムズカシイ所であり、あまりオススメもできないという感じ。
では!このベンガルラボ!ベンガル特化ブログにて詳しく解説したいと思います。
【ズバリ】ベンガル猫は生肉を食べたい!
ズバリ!ベンガル猫は生肉を欲しています。
なんせ生肉フードを調理している時から過剰に反応し、食いつきもガッツガツ!
生肉フードを食べた後のベンガールズの表情はイキイキしてますし、満足感が伝わってきます。
とはいえ、我が家の一例。
生肉を与える事について、知っておいた方がいい情報を各方面からまとめました。
では一緒に見ていきましょう。
猫は肉食動物
猫はライオンやヤマネコと同じく肉食動物です。
ベンガル猫に関しては、ベンガルヤマネコとイエネコの交配が基礎となっているみたいですね。
肉食動物は植物等をすり潰す役割の上下合わさった臼歯は無く、重なり合わない臼歯でできています。(人間の場合は重なり合う奥歯が臼歯)
肉食動物は全ての歯が肉を引きちぎったり、引き裂いたり、切り裂く役割なのが分かるかと。
口の内部構造自体が肉食に造られているんだから〜、肉を欲してますよね?
ズバリ!肉よこせという口。
肉くれ。
生肉の方が消化吸収に良い
生肉は消化に悪そうなイメージを持つ方もいらっしゃると思いますが、消化に良いんです。
もともと肉食動物は獲物を鋭い歯で引きちぎって、あまり咀嚼せずに丸呑みします。
逆に草食動物は、臼歯を使ってめっちゃモシャモシャしてるイメージありますよね。
なぜなら、繊維質の多い草とかの方が硬く、消化に悪いからです。
なので生肉の方が消化吸収に良く、胃腸に優しいとなります。
また、生肉には加熱して無くなってしまう酵素が残っていて、ペットフードで補えない栄養を取ることができるそう。
その酵素が胃腸への負担を和らげたり、食欲を整えてくれる作用があるだとか。
肉ええやん。肉くれ。
猫は生肉が嫌なら食べない
猫は空腹の状態でも【気に入らない餌】は食べない事も有名です。
人間の1万倍〜10万倍という嗅覚を持ち、肉が腐敗した時の苦味を感じる味覚も発達していますので、食事には敏感のため、気に入らない事があるんです。
我が家のイヴも餌に向かったと思ったら、一瞬でそっぽを向いて食べない事が時折あります。
この事からわかるように、生肉が嫌なら食べないし、体に有害そうなら猫自身で回避するかと。
食にはうるさいで!
ベンガル猫専門ブリーダーが推奨
我が家ベンガールズの故郷であるベンガル猫専門店のリアルキャットさんでは生肉フードを毎日与えていますし、推奨しています。
ベンガル猫に生肉を与え続けた詳しい実績なんかは、リアルキャットさんのホームページに載っています。
また、リアルキャットさん特製生肉フードの販売や、生肉を与えるメリットについても詳しく解説してあるので興味のある方は下記リンクからご覧になってみてくださいね。
猫は「完全な肉食動物」で、何千万年と生のお肉を食して生きて来たという事実があるのにどうして生肉をあげないんでしょうか?
ドライフードや缶詰は熱処理されていて生のお肉に含まれている「酵素」が熱で変性して活性を失っています。熱を加えたお肉より、生のお肉の方が消化吸収しやすく、胃や腸に負担を掛けません。
リアルキャットのベンガル親猫150匹に、毎日毎食生のお肉を与えていますが、7年間一匹も病気になっていません。
リアルキャット
プロが推奨してるから安心だね!実際にリアルキャットさんの生肉フードを食べた記事を見たい方は下の関連記事も合わせて読んでね!
猫に生肉フードを与える頻度は?
猫に生肉フードを与える頻度も気になる所ですよね。
個人的な意見になりますが、正解は人それぞれ猫それぞれだと思います。
ブリーダーさんは毎日与えていますし、SNSでも毎日与えている飼い主さんを見かけたりもします。
ちなみに我が家の生肉頻度は、3週間に1回ぐらいです。
なぜなら、下手げに頻度を増やすと普通のカリカリフードに不満をもちそうな気がして、あえて忘れた頃に与えてます。
あとはベンガールズの誕生日や、飼い主が贅沢する時には与える感じの方が特別感があって良いかなと。
ぶっちゃけ、コスパと手間が掛かるので毎食はキツイというのもありますね〜。
また軟便や下痢をしていたり、元気が無い時は必ず生肉を与えています。(参考記事あり)
毎日生肉食いたい。
ベンガル猫は生肉を食べたい【鶏ササミの量や作り方】
それでは、我が家流の生肉フードの作り方を紹介したいと思います。
何度も与えたことがありますが、体調を崩した時はないですし、むしろ体調良くなります。
毛艶も良くなるという話もありますね。
では!料理開始。
新鮮な鶏ササミを買う
まずは新鮮な生の鶏ササミ肉を買います。
【新鮮な】と言いましたが、賞味期限が長めで、国産で、なんか良さそうで、新鮮そうなササミを買っているだけです。
普段は左のブランド肉的なのを使っていますが、こういった良さげなのが売ってなかった場合は、右の共感プランである普通の国産ササミも使用します。
ここでスーパーじゃなくて『精肉店とかの方が新鮮で良さそうなのでは?』という疑問が浮かびますよね?
私もそんな疑問を持っていたので、近所の精肉店2箇所に確認しました。
『スーパーとお肉屋さんの鶏ササミって、新鮮さとか何か違いあるんですか?』と。
回答は…『鶏ササミはスーパーと変わらないと思う』でした。(変わらないんかーい)
もちろん、住んでいる地域のお肉屋さんや、ネット通販でこだわれば品質が良いのがあるのかもですが…です。
また、猫用の生肉フード販売している情報を調べると【安心の国産】と謳っているだけだったりするので…です。
ササミの量は何g?(2匹で1本)
量は基本的にはベンガールズ2匹で1本のササミを使います。
ぶっちゃけササミの大きさや見た目で適当ですね。
今回使用するのは1本82グラムと大きめですね。
小さいササミなら2匹で1本半ぐらい使う事もありますが、普段は計量したりしてません。
ちなみに子猫時代は鶏ササミ1本を3分の1程度の量にしてました。
ブリーダーさんが推奨している量は、
- 生肉…約40g(主食)
- カリカリ…5〜15g(栄養補助のサプリメント的な感覚)
猫ちゃんの体長にもよりますので参考程度に。
ちなみに、ブリーダーさん推奨の生肉フードは鶏ササミ以外にも、胸肉・砂肝・ハツ・手羽先の先っちょを丸ごとミンチにしています。
ササミを常温にする
冷蔵庫でキンキンに冷えたササミだと美味しくなさそうなので、常温ぐらいに戻します。
やり方はラップとか袋に密閉し、40度ぐらいのお湯に数分間浸けとくだけです。
イヴも待ちきれずに叫んでおります。
冷たいよりも常温の方が胃にも優しそうですよね。
ササミを細かく切る・ミンチにする
常温に温まったら、包丁や料理鋏を使用して、ミンチ状にします。
ミンチ状とまでいかなくても、適当に細かく切っておけば大丈夫です。
昔は包丁とまな板で調理していましたが、今はキッチンバサミを使用し、皿の上で細かく刻んでます。(こっちの方が楽)
我が家ではこれぐらいのミンチ具合にします。
たまらんぜ。
カリカリキャットフードと混ぜる
さきほど細かく切った鶏ササミと、普段与えているカリカリフードを混ぜます。
今回はベンガールズ2匹で20gのカリカリです。(ササミの大きさでカリカリ20g〜35gで調整してます。)
これで、ベンガル猫用生肉フードの完成です!
カリカリを避けてササミだけ食べる時があるので、食べ残す事がないように、ある程度しっかりと混ぜ合わせる感じ。
いよいよ、待望のベンガールズの元へ。
写真はいいから早よ!
食べてる所を見る
さいごに、食べてる所を見ます。
時折、撫でます。
いや、この項目いらないだろ。
ベンガル猫に生肉を与える注意点
生肉フードの作り方は簡単なんで、ササミさえ手に入ればいつでもできますね。
それでは、ベンガル猫に生肉を与える注意点を解説します!
割と重要です。
食中毒に注意
生肉に繁殖した雑菌や寄生虫により食中毒を起こす危険があります。
私の周りでは聞いたことありませんが、生肉を与えて下痢や嘔吐をする事もあるみたいです。
なので、できるだけ新鮮な生肉を与えるようにしましょう。
私自身は、賞味期限が長めで、見た目が良いものを選び、買ったその日に与えるようにしています。
調理器具を清潔に
生肉を調理する際に使う調理器具は清潔に保ちましょう。
猫ちゃんにとって有害な成分がついていると、危険だったり食べない事に繋がるかと。
生肉の鮮度がいい状態でも、調理器具や皿が雑菌だらけでは本末転倒ですからね。
急に沢山の生肉を与えない
普段カリカリフードのみだった猫ちゃんが、急に生肉をたくさん食べると下痢や嘔吐をする可能性もあります。
初めは少量から試したほうが無難かと。
親猫から生肉を食べている習慣があったりとかでも変わるのかなとも思ったりします。
我が家は生肉フード推奨のリアルキャットさんだったので、慣れているみたいな感じ。
また、食物アレルギー症状が出る恐れもあるみたいです。
人間と同じで、猫ちゃんによっては体が鶏生肉を受け付けない可能性があるので注意が必要です。
めっちゃ怖いやん。
栄養素が超足りない
生肉オンリーだと栄養素が全然足りないので注意が必要です。
なぜなら肉食動物とはいえ、植物の栄養素も必要だからです。
本来、肉食動物は草食動物を捕食します。
その草食動物の内臓には、食べた植物が消化された状態で入っているので、内臓ごと食べる事で効率よく栄養素を摂取しているとの事。
なので鶏ササミの部位だけでは栄養素が足りないので、市販のキャットフードに入っている植物の栄養素も必要になってくるわけです。
カリカリ食感あった方が楽しめるで。
自己判断・自己責任で生肉を与える事
自分の判断・選択が介入されるすべての出来事に言える事ですが、招かれる結果は全て自己責任です。
猫ちゃんに生肉を与える事に対しても賛否両論あるので念の為お伝えしておきますが、自分自身で信用できる情報を取りにいき、自分で判断して生肉を与える事ですね。
生肉にも色んな種類や部位があり、それぞれ良い情報悪い情報あります。
猫ちゃんは自分で餌を調べて買えないので、猫ちゃんが不調になった場合は飼い主の自己責任という事を忘れずに。
これが人様を憎んだりしない、世界平和に繋がる考え方ね。
生肉フード作りが進化しました!追記【2023.4.2】
追記です。
この記事から生肉フード作りを参考にしていただけている方も多いと思います。
最近、生肉フード作り方法に進展がありましたので、こちらからも導線をつくります。
おすすめできる情報なので、興味のある方は下記記事も参考にしてみてください。
また、上の記事に続く形で我が家の生肉フードレシピを公開しております。
できるだけ栄養素やヴェルイヴの幸福度が上がるように色々模索しています。
今後も進化するかもしれないので、興味のある方はブックマーク等していただけたらと思います。
生肉フード作りの革命が起きたにゃ
さいごに
さいごまで記事をお読みいただきありがとうございます。
国産鶏ササミとカリカリキャットフードの宝石仕立て〜ぬるめの優しさ添え〜(生肉フード)の作り方が分かった事と思います。
自分が猫だったらと思うと、毎日おんなじ餌ではなく、たまには美味しいものも食べたいですからね〜。
人間も普段は納豆ご飯やら〜味噌汁やら〜卵焼きやらで、
たまに【ステーキ】とか【寿司】とか【ケーキ】を食べれるからこそ最高の幸せを満喫できるのかなと思います。
という事で我が家は!
飼い主も!
そこに巡り合ったベンガールズも!
贅沢はたま〜にだね。
はーい!
ちっくしょーーーー!
では素敵な猫ライフを〜。
ばーい。
またね!
コメント
コメント一覧 (2件)
私は生肉を与えるメリットはほとんど無くデメリットの方が多いと考えます。
まず生肉を与えるには新鮮な肉が不可欠ですがスーパーや肉屋などで売られている新鮮と言われている肉は少なくとも加工してから時間が経っていますのでトキソプラズマ症、寄生虫、菌などの危険性があります。
本当に新鮮な肉を与えるには鳥やネズミなどを生きたまま1匹丸ごと与えるしかありません。
また内臓系は様々な病気の元になるので与えられません。
生肉を推奨しているブリーダーがごく一部居られるようですが、それは生肉を売って売り上げを上げたいとかFIPの発症を抑えるための裏意味があってのことだと思います。
多くのブリーダーはほとんどデメリットしかない生肉を推奨などしません。
ペットショップや動物病院は皆無です。
生肉でしか酵素を接種出来ないとか言う方が居られますが今は液体酵素などありますし、そもそも酵素の必要性はとても低いです。
毛艶に関しても生肉を与えているから毛艶が良いという方が居りますが毛艶が良くなる要因は水分量によるものですので生肉でなくてもスープを多く飲ませれば毛艶は良くなります。
鶏生肉とFIPの因果関係はとても重要で生鶏肉を与え続けるとほとんどFIPは発症しません。
※FIP発症後に生鶏肉を与えても効果はほとんどありません
FIPに関しては個体差によるもので発症しやすい子を産む親からはFIPだらけの子が産まれます
※ある意味、鶏生肉を推奨するブリーダーの子猫達はFIPの発症率が高いので発症させないために鶏生肉を勧めるのだと思います
そういう所で購入した猫に関しては一生鶏生肉を与え続ける必要があります
ただほとんどのブリーダーの子猫達はFIPを発症しないのでFIPの関心は薄いです
※鶏生肉を与えて無理やり生かしていないので発症しやすい猫は自然淘汰されています
猫のほとんどは牛、馬、鳥の生肉を与えるととても喜んで食べますが危険性が高いので、あえて与える必要は無いと私は思います。
貴重で素晴らしいコメントありがとうございます。参考になる方も多いと思います。更新され続ける正しい知識を学び続け、自己責任で選択していく事が大切ですね。