愛猫のストルバイト結晶を改善させたい。何かいい情報ないかな?
こんな悩みを解消します。
こんにちは絶好調のまっちです
こんにちはヴェルです!今回は猫ちゃんのストルバイト結晶改善方法についてだね!
愛猫の尿検査にてストルバイト結晶と診断されて、何がどうなっているのか訳分からない方も多いと思います。
そしてこの記事に行き着いた方は、なかなかストルバイトが改善せずに困っている方かと。
私自身も同じ経験をしたので、悩む気持ちがめっちゃ分かります。
というのも我が家のイヴちゃんがまさにストルバイト結晶が見られると診断されて、尿ph8前後と高くアルカリ性に傾いている状態でした。
とはいえ現在では尿phが正常値となり、改善維持することができています。
結論からいうと【食事療法食】と【普段のドライフード】を半々に混ぜた食事を与えることです。
もちろん猫の個体差により効果にバラツキはあると思いますが、我が家の実体験が一例として参考になればと思います。
また、意外と知らない(自分は知らなかった)目から鱗な情報もあるかもです。
商品の詳細はブログ後半部分にて解説しているのでぜひ最後までご覧ください。
そして少しでも参考になり、猫ちゃんの健康に繋がれば幸いです。
愛猫のストルバイト結晶を改善!獣医も推奨の対策法とは?
ストルバイト結石は、猫の下部尿路疾患の一種であり、腎臓や尿管、膀胱や尿道といった尿路に結晶が形成される病態です。
尿道に詰まりおしっこが出づらくなったりと、猫にとって深刻な影響を与える可能性があります。
そこで、本記事ではストルバイト結石について、初心者の方でも理解しやすいように解説していきます。
ちなみに我が家のイヴちゃんの実体験です。
参考になったら嬉しいにゃ
基本知識をサクッと知った上で、我が家の改善した方法を読み進めていただけたらと思います。
では一緒に見ていきましょう。
ストルバイト結石とは?
ストルバイト結石は、マグネシウム、アンモニウム、リン酸の結晶が猫の尿路に形成される病態です。
これにより猫は排尿に苦痛を感じることがあり、重篤な場合には尿路閉塞を引き起こす恐れがあります。
ストルバイト結石は猫にとって深刻な影響を与える可能性があるため、早期発見と適切なケアが重要です。
重症化すると怖いにゃ
ストルバイト結晶の症状
ストルバイト結晶による猫の症状には以下のようなものがあります。
- 頻尿: 猫が通常よりも頻繁に排尿をすること。
- 排尿困難: 猫が尿を出すのに苦労し、努力している様子が見られること。
- 血尿: 尿に血液が混じっていること。
これらの症状は他の尿路疾患とも共通するため、獣医師の診断が必要です。
獣医師は診察や尿検査、画像診断などを通じてストルバイト結晶の確定診断を行います。
獣医師さんのおかげ様で早期発見にゃ
【ストルバイト結晶の原因】
ストルバイト結晶の主な原因は、尿の酸性度の低下です。
一般的に、猫の尿は酸性傾向にありますが、環境や食事の影響により尿の酸性度が低下し、尿中のマグネシウム、アンモニウム、リン酸が結晶化しやすくなります。
これらの結晶が固まってストルバイト結石が形成されます。
解けなくて結晶化するイメージにゃ
【ストルバイト結晶の治療法】
ストルバイト結石の治療には、複数の方法があります。
- 療法食: 獣医師から指示された特別な食事療法を行うことで、尿phを適切に保ち、結石形成のリスクを低減することができます。
- 抗生物質の投与: 結晶や結石により細菌感染が併発している場合には、抗生物質の投与が行われることもあります。
- 外科的な処置: 重篤な尿路閉塞が起きた場合には、外科的な処置が必要となる場合があります。
これらの治療法は獣医師の判断により組み合わせて行われることもあります。
今まさに療法食をやってるにゃ
【ストルバイト結晶の予防法】
ストルバイト結石を予防するためには以下の対策が有効です。
- 食事管理: 獣医師の指示に基づいた栄養バランスの取れた食事を提供することが重要であり、特定の療法食を使用することで、尿の酸性度を適切に保ち、結石形成のリスクを低減することができます。
- 水分摂取の促進: ウェットフードを与えることで猫の水分摂取量を増やすことができます。水分摂取の増加は尿の希釈や流動性の向上につながり、結石形成を防ぐ効果があります。
- トイレ環境の整備: 猫にとって快適なトイレ環境を整えることも重要であり、清潔な環境や適切なトイレの数を確保することでストレスを軽減し、尿路の健康を維持することができます。
以上が、ストルバイト結晶に関する詳細な情報です。
獣医師の指示に従い、早期発見と適切なケアを行うことがストルバイト結晶の管理には重要ですね。
予防は全ての猫ちゃん共通にゃ
尿路結石には2タイプある
補足として、猫の尿路結石には、【ストルバイト結晶】と【シュウ酸カルシウム結晶】の2つのタイプがあります。
これらの結晶は成分や形成条件が異なります。
【ストルバイト結晶】はアルカリ性の尿中で形成され、主にマグネシウム、アンモニウム、リン酸塩から成り立っています。
【シュウ酸カルシウム結晶】は酸性の尿中で形成され、シュウ酸カルシウムが主成分です。
どちらも結晶を解消させるには尿を弱酸性のph6〜6.5に調整する必要があり、特定の食事療法や水分摂取管理によって改善されます。
基礎知識武装完了にゃ!
愛猫のストルバイト結晶を改善させた方法【実体験】
では、上記の基礎知識を入れた上で、我が家のイヴちゃんがストルバイト結晶を改善した方法をシェアします。
基本的に動物病院の獣医師さんに相談しながら進めていったのと、我が家ベンガールズの故郷であるベンガルブリーダーさんにも相談してまとめた内容です。
特に我が家と同じベンガル猫には参考になるかなと思いますし、全ての猫にも当てはまる内容です。
では一緒に見ていきましょう
サプリメントを試す
まずはストルバイト結晶改善用のサプリメントから始めました。
というのも普段食べ慣れている食事を変えるのはハードルが高いですからね。
食事療法食ということで、味がどうしても劣るイメージがありますし、腸内環境にも大きな変化を与えます。
できれば当ニャンには何も気付かれる事なくしれっと改善させたいところです。
そして我が家のイヴはトータル2種類のサプリを試しました。
がしかし!尿phは全く変わらず!
1つは【ウロアクト】という硬めの錠剤で、基本的に錠剤は食べさせるのも大変ですね。
Amazonの口コミを見ると割と評価はされていて利用者も多そうです。
ただ、我が家のイヴには効果なし。
続いてもう1つは【UTクリーン】というサプリメント。
コチラは簡単に砕けるので比較的与えやすかったのですが…まぁ結果変化なしで終わりました。
サプリメントだけで改善例もあるみたいなので、獣医師さんと相談しながら進めるのも有りと思います。
合わなかったにゃ
食事療法食を色々試す
という事で、イヴにサプリメントは合わなく、改善の兆しが無かったため、次は食事療法に切り替えです。
まずは、どの食事療法食がイヴのお口に合うか?ということで試供品サンプルを数種類試しました。
粒の大きさや形、風味も結構違うのでかなり好みが分かれそうな印象でした。
そして我が家イヴの食いつきが良かったのが写真右の2種類。
食いつきが良いというか、まぁどちらもしぶしぶ食べて…全く食べなくはない!といった感じですね。
左のロイヤルカナンの商品【ユリナリーS/0】は全く食べてくれなかったので。
そして、まずは形状的に食べやすそうな【ダイエティクスのストルバイトブロック】を購入。
2週間ぐらい食べ改善なし、1ヶ月食べても改善せず。
そして食いつきも悪くなってきたので違う味に変更。
そして行き着いたのが結論でもある【ヒルズのエスディー】です。
こちらもまぁまぁ食べてくれるって感じ。
現在ではネット通販で購入しています。
とはいえ、単体だとあまり食べてくれないです。
別の餌と併用
という事で、単体だと食いつきが悪いので、他の餌と併用して食べさせました。
この時は獣医師さんの提案というより、勝手に混ぜて食べさせて後から伝えました。
単体だと食べないし、厳しいです…と。
そしたらOKとの事で、2種類の餌を混ぜて様子見しました。
混ぜた別の餌はロイヤルカナンベンガル用です。
これは猫ちゃんの好みでなんでも大丈夫と思います。
【食事療法食10g】+【普段の餌10g】って感じで併せて与えました。
ロイヤルカナンベンガル用の風味で一緒に食べてくれる感じですね。
そして2週間ぐらい療法食を続けたのちに、尿検査したら正常値に入りました。
改善前はph7.5〜8程度を推移していたのが、6.0〜6.5内に入りました。(検査結果の記録どこにしまったか忘れて見つけられず、数値曖昧ですスミマセン…)
そしてとりあえずひと段落といった感じです。
病院通い終わったにゃ
ママクックささみふりかけ併用
とはいえ、2種まぜたとて!食べ残す時が割とあります。
2回に1回はきちんと療法食を食べてくれません。
ということで必殺技を紹介です。
基本我が家では、薬やサプリメント等の異物は弾かれるので、ママクックさんの【フリーズドライササミふりかけ】を併用し誤魔化しています。
これが効果絶大です。
チュール等も試しましたが、チュールの美味しい部分だけ舐め取られて終わっちゃうんですよね。笑
なので、サプリメントや療法食がうまくいかない場合はササミふりかけめっちゃおすすめです。
別記事でも紹介しているので参考にしてみてください。
ササミふりかけだけは飽きないにゃ
ストルバイト結晶改善に向けての補足情報
上記のような感じで食事療法の一例が分かったことと思いますし、再現も割とかんたんに出来ますね。
もしかしたらサプリメントだけで大丈夫な猫ちゃんもいると思います。
そして補足として豆知識というか、今回の件で学んだ知識や他のアプローチ方法もシェアします。
感想的な感じもあります。
改善するまで尿検査通院が大変
ストルバイト結晶の状態が改善してほんと良かったのですが、思い返すと尿検査での通院が大変でした。
週に1回〜2週に1回のペースで半年ぐらいは病院通いが続いた感じです。
猫にとって動物病院に行くのはストレスであり、尿検査のたびに腹部から注射器で採尿されるのでイヴが可哀想でしたね〜。
通院の際には毎回泣き叫ぶイヴは見ていて辛いの一言です。
早く改善させてあげないと!と。
もちろん医療費も嵩みますし、時間も要します。
なので日頃からのケアが大切だなと思いました。
飲食物の管理は飼い主の責任ですからね。
動物病院はできれば行きたくないにゃ
食後すぐの検査は数値が…
ここは余談であり豆知識的な感じですが、ブリーダーさんに確認したところ、食後すぐの尿phはアルカリに偏りやすいとのこと。
個人的にも調べてみましたが、そういった情報がネットですぐに出てきます。
なので途中から朝ごはんから時間を置いて、夕方の食事前に連れて行くようにしました。
その効果もあってかphは正常値に入ったのかも?しれません。
これは2つの状況を試せないのであくまで仮説ですが…ここら辺も知識としてあったほうが良いと思いました。
そして食後は極力避けて連れて行くといいのかもです。
これは知らなかったにゃ
生肉フードも併用
そして最後に我が家では生肉フードも併用しています。
なぜなら水分摂取の促進が猫の泌尿器系に良いと考えているからです。
食事療法食にはウェットフードや高水分含有量の食品もあったりします。
水分摂取量の増加は、尿の希釈(うすめること)を促し、結晶や結石の形成を防ぐ効果があります。
愛猫が適切な水分を摂取することは、尿の流れを改善し、尿路の健康を維持する上でも重要と考えます。
生肉フードについても別記事で紹介しているので興味のある方は併せてご覧ください。
とはいえ、タンパク質摂取量の増加(過剰摂取)で健康リスクがあるかもしれないということも頭に入れておいた方がいいですね。腎臓に負担がいくという情報もあります。ささみふりかけもしかりです。
なんでもバランスが大切です。
まとめ
最後まで記事をお読みいただきありがとうございました。
結論を振り返りますと
食事療法食+通常のキャットフード+(ささみふりかけor生肉フード)
でした!
ふりかけかけなくても食べてくれる猫ちゃんや、日頃十分な水分摂取もできている猫ちゃんにはカッコの中はいらないですね。
ストルバイト結石は猫にとって重大な病態を招く恐れがあり、適切な予防と管理が必要です。
食事管理や水分摂取の促進、適切なトイレ環境の整備などの対策を講じることで、ストルバイト結石のリスクを低減することができます。
また、獣医師さんの指導を受けながら、定期的な健康チェックを行うことも重要です!
ということでした。
ちょっと分かりにくい点があったりしたらYouTube動画を併せて見ていただいたり、各SNS・このブログコメント欄でも、お気軽に質問ください(^^)
全ての猫ちゃんの幸せを願っています。
では!素敵な猫ライフを!
ばーい。
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