キャットフードの安全な保存方法ないかな?
餌の酸化が気になる…。
真空パックはどうだろう。
こんな疑問を解消します。
こんにちは、絶好調のマッチです。
こんにちはヴェルだよ!今回はキャットフードの保存方法についてだね!
ドライフードを袋のまま適当な管理してませんか?
私自身も昔は、餌の保存方法について深く考えてなかったのですが、我が家ベンガル猫達の餌に対する食いつきがイマイチになって『このままじゃアカーン!』と気付くことができました。
そして色々調べるとキャットフードは酸化・劣化すると様々なリスク・危険性があると…。
劣化した餌を与えると、食いつきも悪くなるし、何より猫ちゃんの健康面にも被害が及びます。
という事で、ベンガル猫2匹と5年以上暮らして辿り着いた安全なキャットフードの保存方法をシェアしたいと思います。
猫ちゃんが毎日食べるものなので是非、飼い主さんが知っておいた方がいい知識です。
健康で幸せな猫ライフを全うする為にも最後まで記事をお読みいただき、少しでも参考になったら幸いです。
なぜキャットフードは酸化するの?餌の酸化がもたらすリスクも解説。
まずは、なぜキャットフードは酸化するのかをサクッと知っていただくと共に、餌の酸化が猫ちゃんにもたらすリスク・危険性を解説したいと思います。
我が家のベンガールズはキャットフード開封後、しばらく経っても気にせず食べてくれていたので、この知識に辿りつくまでに遅くなりました。
ホント早く知っておきたかったし、ベンガールズには申し訳ないです。
人は失敗から学び成長するんやで。
ユーチューブ動画もありますので、興味のある方はぜひ併せてご覧ください。
開封後空気に触れる事で酸化
袋を開封後、キャットフードが空気に触れる事で酸化が始まります。
キャットフードには脂肪・油脂が含まれていますが、空気中の酸素と結合する事で酸化し、猫ちゃんにとって有害となりうる過酸化脂質へと変化します。
酸化には空気中の酸素の影響が1番大きいですが、他にも湿気や熱、光といったものも関与してきます。
- 湿気が高い
- 気温が高い
- 光が当たる
この3つは全て食品の酸化を促進します。
酸化により、キャットフード本来の栄養素も減ってしまい、進行すると毒性を発する事に。
酸化以外にも、虫が湧いたり、湿気でカビたりもします。
人間の目では分からないのが難点ですよね。
酸化した餌を食べ続けると…
過酸化脂肪は猫ちゃん体内の老廃物を排出する機能に異常をきたし、細胞を老化させる危険性が指摘されているそうです。
という事で、過酸化脂質と化したキャットフードを食べ続けると…
- ガン
- 心筋梗塞
- 動脈硬化
- アレルギー症状
- 老化現象
など命に関わる事につながります。
シンプルに体調不良に繋がるし、肌の状態や毛艶も悪くなりますね。
愛猫の健康状態に悪い影響を及ぼすと思うと怖いですよね〜。
猫ちゃんが、吐き気や下痢をしている場合は、餌の劣化も十分考えられます。
餌の酸化恐るべし!
食いつきも悪くなる
餌の酸化により、味や風味なども大きく損なわれるので、匂いに敏感な猫ちゃんは餌に対する食いつきが悪くなります。
また、酸化した餌には苦味が生じるので、苦味を有毒と感知する猫ちゃんの味覚だと拒絶対象となりますね。
そんな餌を毎日出されると思うと、ストレスだし最悪ですよね。
でも猫ちゃんは『生きる為に食べるしかない…』となって無理して食べているかもしれません…。
人間が湿気った煎餅を不味く感じるのと似ているかと。
もっと辛いわ!
安価なキャットフードは長持ち
補足として、安価なキャットフードは、酸化防止剤、合成保存料、防カビ剤などが入っているので風味も損なわれずらく、長持ちします。
その分、無駄な添加物が入っているので猫ちゃんにとって体に良いとも言えないです。
逆に、無添加ハイブランドの餌は劣化しやすいという事になります。
せっかく高価なプレミアムフードを与えているのに、保存方法を間違えて劣化させてしまい、逆に不味いわ健康に悪いわとなると本末転倒ですよね。
健康第一やで!
キャットフードの安全な保存方法
キャットフードの酸化の仕組みや、リスク・危険性についてある程度伝わったと思います。
ここで疎かな対応をしたばかりに、酸化した餌を食べ続け、猫ちゃんが健康を害し病院通いなんてなったら、それこそ時間もお金も掛かります。
なにより、猫ちゃんが可哀想ですよね。
なのでしっかり安全なキャットフードの保存方法を学びましょう。
学びましょう!
できるだけ空気に触れさせない
まずは、できるだけ空気に触れさせないことが基本です。
開封した瞬間から酸化が始まるので、キャットフードを開封後は、できる限り空気を抜いてから封をしっかり閉めるようにしましょう。
私自身、今までは上の写真のように空気を抜いて丸めて、テープで止めているだけでした。(これはオススメしません)
とはいえ、それでも悪くない保存方法ではあります。
オリジンの公式サイトでも保存方法については下記のように記されています。
一度開封したオリジンのペットフードは、使用後に毎回袋の上部を巻くことでパッケージのまま安全に保管できます。湿度の高い地域にお住まいの方は、密閉容器を利用して袋ごと容器を保管する方法をご検討ください。
引用:アカナ オリジン
ただ、密閉容器をおすすめする文言もあるので、できれば気密性の高い容器や、ジッパー付き袋で収納・保管することが望ましいのが分かりますね。
また、空気に触れる回数も減らしたいので、小分けにして管理できた方が尚良し。
除湿剤・シリカゲル・脱酸素剤といったものを合わせて入れるのも効果的かと。
記事の後半で我が家の進化を見てください。
保存の温湿度管理も重要
キャットフードは開封前も開封後も高温多湿を避けて風通しの良い場所での保管が基本です。
前述したように、湿度や温度が高く、光の当たる場所では酸化を促進してしまうからです。
冷蔵庫や冷凍庫での保管は、出し入れした際に温度差で結露してしまい、逆に劣化を早めることに繋がるのでやめた方がいいでしょう。
開封後のウェットフードは冷凍・冷蔵が基本となりますね。
開封後は1ヶ月以内に食べ切る
キャットフード開封後は1ヶ月以内に食べ切るのが基本です。
酸化した餌を与えるリスクを考えると妥当な期間なのかなと思います。
私自身、賞味期限余裕だし2ヶ月以内なら大丈夫だろうという感覚で昔はいましたし、そうしてきました。
が、今回勉強して1ヶ月以内を守ろうと決意。
我が家のキャットフードの安全な保存方法【おすすめ】
では、我が家が辿り着いたキャットフードの安心・安全な保存方法を解説したいと思います。
劣化具合の精密な検査はできないので感覚ではありますが、以前の保存方法よりは確実に安心安全なのは間違いないです。
また、真空パック機を購入したので、レビュー的な使用感もシェアしたいと思います。
YouTube動画でも解説しているので、ぜひ併せてご覧ください。
Kocokara真空パック機
今回買った商品が『最高の鮮度で保存、保管できる』との文言が記載されていたこの商品!
楽天とAmazonどちらも口コミを確認しましたが良いです!
他製品と比較しても良い感じ。
類似商品はたくさんありますが、慎重な私でも割と悩まずに決めることができました。
商品ページに飛んでいただければ、良さそうなのが伝わるかと。
また、同じようにペットの餌用に使っている人が多いですね。(もちろん人間用にも使えます。)
注文して次の日には到着!と対応も早く包装もしっかりしてました。
専用袋がプレゼントキャンペーン中みたいで、上の写真のように100枚ついてきました。
エンボス加工の専用袋なので、適当な袋は対応しておりませんが、真空パック用の袋だからこそ強度とか安心かと。
上の写真が700gのカリカリキャットフードを入れた感じです。
まだもう少し入りそうですが、余裕を持たせるとこんぐらいかなと。
上の写真のように、セットしてあとはボタンを押せば自動で真空にして接着までしてくれます。
数十秒で完了音がなり、終了です。
1発目で成功!
使い方は超簡単
上記説明の通り、使い方は超簡単で説明書通りにやればで誰でもできます。
カリカリフードであれば汁を気にすることも無いので、本体も汚れないしお手入れも楽ですね。
大体、1回目はコツを掴めずに失敗したりするのですが、1発成功です。
コンパクトで収納スペースに困らない
真空パック機はコンパクトなので収納スペースを取らないのも良いところですね。
炊飯器と比較して貰えばイメージが湧くかと。
そして良くも悪くも想像以上に軽いです。
脱酸素剤を入れる
真空パックする前に、脱酸素剤も同時に入れておけば完璧かと。
キャットフード用とも記載があるので安心して使えます。
1週間分で小分けする
1週間ごとに、密閉容器に移し替えれば扱いやすいかと。
我が家は写真のお米用のやつを使っています。
もちろん密閉容器の中にも脱酸素剤を投入!
700gが無理なく良い感じに密閉・真空保存できる感じなのと、我が家のベンガールズだと700gが丁度1週間分なので、とりあえずコレで運用していきたいと思います。
1.8kgを買いたいところですが、それだとこの真空パック機の真骨頂を試せなそうなので、今後も5.4kgの大袋を購入し、試していきたいと思います!
真空パック機の使用状況【随時更新】
今回紹介した真空パック機で真空保存したキャットフードは変化が無いか毎日確認していたのですが、上の写真のように、5日目には空気が入ってしまってました。(なんてこった)
毎日頻繁に開け閉めする引き出し棚に入れていたので、それでカリカリの尖りと干渉して小さな穴が空いたのかな?と推測。
再度、真空パックをやり直して、保存場所も変えてみました。
カリカリの尖った部分がダメだったのか、袋が弱いのか、圧縮しすぎなのか…。
袋が弱い場合は、カリカリをまた別の袋か何かで包んでからかな〜。
圧縮しすぎな場合は、自動モードじゃなく手動で対応可能ですね。
様子をみて、追記します。【2022/02/20〜保存開始】
真空パック機の使用状況良好です!【追記】
追記です!
真空パック機の使用状況良好です。
というのも、保管場所を変えたら全く問題ありませんでした。
前回は引き出すたびにガシャガシャ周りと干渉してしまう場所に置いてあったので、穴が空いてしまったと思われます。
現在、3パックを真空パックし保存してますが、どれも真空状態を保てています。(2週間以上経過中)
という事で真空パック後に雑に扱わずに、使う時まで触れなければ問題ない!という答えに行き着いております。
お蔵入りしなくて良かったです!笑
さいごに
最後まで記事をお読みいただきありがとうございます。
安心・安全なキャットフードの保存方法が分かった事と思います。
お金と時間を掛ければ更に安心・安全、完璧に近い方法もあると思いますが、コスパや作業性、安全性を考えると…とりあえず十分でしょう!と思います!
猫ちゃんが毎日食べて健康状態にも影響するものなので、ここは出来る範囲で改善してあげたいですね。
今後は生肉フードを真空パックにして冷凍保存する事もチャレンジしていきたいと思います。
少しでも参考になったら幸いです。
では、素敵な猫ライフを!
ばーい。
下の記事も参考になりそうだったら読んでみてね!またね!
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